水子地蔵

中絶・流産・死産などでこの世に生を受けることのできなかった子供の供養のことを言います。

水子(みずこ)という呼び方は元来無く、水子(すいじ)・孩子(がいし)と言って、生まれて一年以内に死んだ嬰児や死産した胎児を指しました。

最近では、後者を水子といい、地蔵にこの霊を祀ることが流行しています。

もともと子供は七歳まで神の子として死んでも葬式はしなかったり、無縁仏扱いにされていました。

地蔵は、子供を守る仏とされていたことから、水子の観念と結びついたとされています。

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